パソコンの速度のカギとなるメモリとは

どんなパソコンにもメモリが搭載されています。メモリはCPUが使うプログラムやデータを一時的に保存しておく役割を持っています。パソコンというのは、HDDやSSDといった記憶媒体に保存されているデータやプログラムのうち、必要な部分だけを一時的にメモリに書き出して使う仕組みになっています、そのため、メモリの容量が少ない場合は頻繁に記憶媒体へのアクセスが発生してしまい、動作が遅くなってしまうのです。よくCPUが人間、データが本、記憶媒体が本棚、そしてメモリが机という関係に例えられます。

机の上が広ければ必要な本をたくさん置いておきいつでも読むことが出来ますが、机の上が狭いと本を置いておく場所が少なく、必要な本を読むために本棚と机を行ったり来たりすることになって作業が進まないのです。そのため、机の上を広くする、つまりメモリの容量を増やすことが作業の早さに繋がるのです。パソコンに搭載できるメモリの容量は、マザーボードの物理的なメモリスロットの数と、OSの種類に左右されます。マザーボードに搭載されているメモリスロットが問題になることはあまり多くありません。

しかし、OSの種類によっては搭載したメモリ容量の全てを認識できない場合があるのです。それは、OSが32bit版である場合です。32bit版では4GBまでしかメモリを認識できないので、注意しましょう。メモリの容量によって、パソコンの動作速度は大きく変わるのです。

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