lanケーブルのMbpsとは数字の意味について

lanケーブルには伝送帯域を表すMHzといった表記の他に、Gbpsなどのbpsというような、速度の単位も存在します。bpsはビットパーセカンドの頭文字で、1秒間あたりに転送できるビット数を意味する数字です。ちなみに8ビットで1バイトですから、100Mbpsであればデータ容量に換算すると約12.5MBとなります。半角文字は1文字あたり1バイトで表現されるので、12.5MB分の速度となれば、1秒間に送受信できる文字数は膨大です。

lanケーブルはこのように、最大通信速度が100Mbpsで頭打ちになるケーブルであっても、膨大なデータを送受信できるだけの性能を有していることが分かります。100Mbpsに対応するlanケーブルは、楽曲のアルバムに換算すれば、1枚のCDが約1分ほどでダウンロードできる計算です。CDの音質を超えるハイレゾとなれば別ですが、少なくともCD音質であればあっという間に受信が終わるわけです。当然ですが、1Gbpsは0.1Mbpsなので、単純に数字を計算すれば10倍ということになります。

1Gbpsはインターネット回線でも今や珍しくない速度ですし、10Gbpsに到達しているサービスもあるくらいです。超高速回線の恩恵を受けるにはlanケーブルも対応したものが必要で、100Mbpsだと足を引っ張ってしまいますから、古いカテゴリ5以下のlanケーブルを使用している場合は買い替え必須です。

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