拘束能力が高い結束バンドの特徴

以前は電気配線工事で使用をされていた結束バンドは、今では日用品・文具など多方面で使用されるようになりました。1960年代に国内企業によって開発をなされた道具であり、1969年に国際特許も取得した発明品です。このバンドの特徴は一度締め付けると決して緩むことがないというものであり、トラッキングという凹凸が噛み合わさることで実現をしています。一般的な結束バンドはポリ塩化ビニール製になっていて、約2年程度の耐久年数となるものです。

銘板の取り付け・園芸用の支柱の組み立てなどに適しているといえるでしょう。現在では建設業界でも広く活用をされており、この現場では拘束能力が高い専用の結束バンドを活用します。ここで簡単に、拘束能力が高い製品の特徴について見ていきましょう。足場の組み立て・資材の固定、さらにはメガソーラーパネルの設置にも拘束能力が高い製品が用いられています。

この製品は必ずステンレス製となっており、バンドの固定はボルトとナットで締め付けるのがポイントです。1本で約100kgほどの重量に耐えることが出来るため、足場の組み立て時でも活用ができます。結束バンドと呼ばれるのは、この製品でもバンドの裏面にトラッキングがあるからです。この凹凸だけでも軽いものを固定する程度であれば緩む心配はありませんが、ボルトとナットで締めることで最大限の耐久度を発揮させられます。

一般家庭では目にすることはありませんが、建設現場では使用頻度の高いものです。

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