パソコンだけでなく、今ではテレビやゲーム機でもインターネット接続が可能となりました。この場合、必ず必要となる周辺機器がlanケーブルです。1998年に登場して以来、そのスタイルを変えることなく現在でも使用をされていますが、大きく分類をすると計15種類の製品で構成をなされています。その区分のことをCATと呼んでおり、国際情報通信機構によって世界共通規格となっているのが特徴です。
ここではlanケーブルにCAT区分について、簡単に解説をしていきましょう。まず1998年の登場時に販売されたものはCAT1から5という区分になるlanケーブルです。ISDN回線に対応をしており、計1本のグラスファイバーによってデータ通信がおこなわれるものになります。最大速度が8Mbpsで、webサイトを表示させるまでに約15秒間のタイムラグが出てしまいます。
2000年初頭になるとADSL回線が登場し、これに伴ってlanケーブルも6から9までのCAT商品が登場しました。ブロードバンドとも称されるADSLでは常時接続が当たり前になり、最大速度も100Mbpsまで飛躍的に高まりました。高速データ通信に対応するため、内部に備わっているグラスファイバーの本数も3本に増やされました。2020年には5Gという次世代高速回線も登場しており、lanケーブルの区分もさらに6つ増やされるに至りました。
基本的には以前と同じデザインですが、内部構造は大きく様変わりをしています。
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